深く､豊かな問いを育て、
総合的な学びをつくる

　本年1月の新聞報道に端を発する「奈良教育大学附属小学校で起こっている問題」に対し、大学および附属小学校校長らによる、不当な「不適切な指導」などの根拠のない断定、さらに懲罰的といえる「人事権の濫用」、附属小に通う児童、卒業生、保護者に対する過剰な負担を強いる不当な「回復措置」に対して、学びをつくる会は疑念と追求の声をあげる。

　そもそも本会は、歴史的に、学校教育現場内の不当な上意下達の圧迫に苦しむ教師たちの拠り所としても活動を展開、継続してきた経緯をもつ。

　今回の奈良教育大附属小においても、誠意をもってよりよい現場づくりに粉骨砕身してきた教師の心を苦しめるものであるのは確かである。
　今後、本会は、奈良教育大学附属小の心ある教師にエールを送り、不当、不正な圧力を加える校長や学長、県教委、報道機関に対して抗議の念を会として示していく。

2024.02.24

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